新築を検討するときに、行動としてまず思い浮かぶのはモデルハウスの見学ではないでしょうか?インターネットのホームページやSNSで調べたり写真を見たりする段階から実際の行動に移すのに、一番行動しやすいアクションではないかと思います。ですがモデルハウスも、見方が分かっていなければ計画にどう反映させて良いか分かりづらいものです。今回はモデルハウスの見学するに当たってどのように見てどう参考にすれば良いかお伝えします。
モデルハウスのタイプは?
そもそもモデルハウスにはどのようなタイプがあるのでしょうか?大まかに分類していきます。
総合住宅展示場
良く名前を耳にする大手ハウスメーカーや、その地域である程度の知名度がある地場工務店が出展することの多い住宅展示場。大分市では3ヶ所の総合住宅展示場があり、それぞれ8〜15社程度の住宅会社が出展しているので様々な会社のモデルハウスを同時に見学することができます。
<大分の総合住宅展示場一覧>※出展社数は2021年6月現在
・TOSハウジングメッセ(8棟)
・hit明野住宅展示場(15棟)
・ALPわさだハウジングタウン(13棟)
※現在工事中。2021年11月リニューアルオープン予定
単独展示場
1社1〜数棟のモデルハウスを同じ場所に建築し、見学ができる展示場です。数棟建てている場合は同じ住宅会社で異なるタイプのお家が同時に見学できるため、住宅会社の候補を絞っている場合は参考にしやすいです。
サラダホームの単独展示場情報はこちらから
移動型モデルハウス
住宅街のように一般に販売されている土地などに建てられたモデルハウスで、一定期間モデルハウスとして運用後に住宅会社が販売する形が多いのが特徴です。販売を想定して建てられるお家なので、実際の暮らしを想定したサイズ、仕様になっていることが多く一番現実味のある見学ができます。
【モデルハウス別】見学するときの注意点
モデルハウスがどのような形で建てられているかご紹介しました。ではそれぞれのモデルハウスを見学するときにどのような点に注意して見学すれば良いか、分類別に解説します。
総合住宅展示場
今回ご紹介しているモデルハウスの中では最も大きく、最も費用をかけて建てられているのが総合住宅展示場のモデルハウスです。実際に建てられている住宅の平均が30坪前後に対し、総合住宅展示場のモデルハウスは60〜100坪近い建物もあり、そのまま建てるには現実的でないお家がほとんどです。各住宅会社ができるパフォーマンスを最大限取り入れているので、見学する際はその会社がどういったお家を建てるのかの雰囲気の参考にしたり、全部でなく一部を切り取って実際の住宅計画に取り入れるなどの工夫が必要です。
単独展示場
総合住宅展示場のモデルハウスと比べて実寸大に近いサイズのモデルハウスになっていることが多いため、生活のイメージが湧きやすいお家も多くあります。注意すべき点としては、1社が運営する展示場になるので他社との比較検討が難しいことです。比較の基準が同じ会社の違う商品になってくるため、話を聞く際は慎重に動くことが大切です。
移動型モデルハウス
こちらは先程も記載したように、販売を想定して建てられていることが多いため、サイズや仕様も一番現実的なお家です。ただ、単独展示場と同じく同じ場所では一度に1社のお家しか見学ができないので、話を聞いた後はじっくりと比較検討してください。気に入ってタイミングが合えばそのまま購入することができる場合もあります。いわゆる建売住宅のような感覚で住める可能性があるので、希望のエリアでこういったモデルハウスを見かけたら相談してみるのも良いかもしれません。
【共通】見学するときの注意点
ここからは全てに共通する、見学の際の注意点についてお伝えしていきます。よく理解しておいてください。
モデルハウスと実際に建つ家のギャップを把握する
モデルハウスは実際の標準仕様ではない場合があります。見学して気に入った部分があれば標準仕様なのか?オプションなのか?をしっかりと確認しておきましょう。把握せずに打ち合わせが進み、後から追加金額が発生するといったことにならないように気を付けておきましょう。
担当者との相性
モデルハウスに行くと家ばかりを見がちですが、営業担当者との相性は大切です。家は一生に一回の大きな買い物です。注文住宅であれば担当者との付き合いは最低でも約1年近く。何でも相談できる担当者に出会うことも家づくりの大切なポイントです。しっかりと見極めて、計画を進めていきましょう。
まとめ
注文住宅を検討する方のほとんどが通る「モデルハウス見学」で見るべきポイントと注意点について解説いたしました。これからモデルハウスを見学しようとしている方など参考にしていただけたら幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。