注文住宅は間取りや住宅設備を自由に決められるだけでなく、家の外観デザインも好みに合わせて作り上げることが可能です。
最近は外観デザインにこだわりたいという方も多く、さまざまなデザインが採用されています。
そこで、今回は「外観デザインを検討する3つのポイント」をテーマに解説します。
目次
外観デザインの種類は?
外観デザインといってもさまざまな種類があります。
それでは、具体的にどのようなデザインがあるのかみていきましょう。
ナチュラルテイスト
ホワイトやベージュカラーを基調にした温かみのあるナチュラルテイストデザインは幅広い層から人気を集めています。自然由来の木材を使用するなど、木の温かみを感じることができるデザインです。
シンプルモダン
昨今、人気を集めているデザインの一つがシンプルモダンです。
黒や白などのモノトーンカラーを採用することが多く、シンプルですっきりとした印象が特徴です。また、凹凸感がなく、直線的なフォルムをしているのがシンプルモダンの特徴といえるでしょう。複雑な形状のデザインよりも費用を抑えられ、デザイン性にも優れていることから最近は人気が高くなっています。
和モダン
シンプルモダンデザインに和風デザインが合わさったようなイメージの和モダン。
日本の昔ながらの建築デザインにモダンテイストが融合することで、重厚感のある外観デザインを作り上げることができます。色合いは木目や黒、ブラウンなどの落ち着いた色を使うことが一般的で老若男女問わず人気の高いデザインといえるでしょう。
アメリカンカントリー
アメリカの田舎町をモチーフにしたアメリカンカントリーデザインはログハウスのような印象があります。日本の注文住宅とは異なり、欧風な印象を全面的にアピールできるので、外観デザインにこだわりたいという方から絶大な人気を誇っています。
南欧風デザイン
イタリアや南フランスを彷彿させる南欧風デザインは白やアイボリーなどの優しい色合いをベースにするのが特徴です。さらに、オレンジ色のレンガを使用したり、黒のアイアン格子を採用したり、ヨーロピアンな雰囲気を味わえます。
邸宅風デザイン
重厚感のある邸宅風デザインは人気が高まってきています。長く張り出した軒とバランスを考えられた窓のレイアウトが高級感を高めてくれます。さらに、石やタイルなどを使用することで、より洗練されたデザインを作ることができるでしょう。
外観デザインの決め方は?
まず、どのような外観デザインにしたいかをイメージしていきます。
ハウスメーカーや工務店の施工実績などを見て、どのようなデザインが好みかたくさん情報を集めることがポイントです。
邸宅風デザインや和モダン、ナチュラルテイストなど、自分はどのようなデザインが好きなのかをしっかりと整理する必要があります。
もちろん、ご家族でどのようなデザインにするのか話し合うことをおすすめします。
そして、だいたいのイメージが出来たら、色合いなどを決めていくのもよいかもしれません。
外観の形を決めて色合いが決まると、だいたいの完成図をイメージすることが可能です。
もちろん、そこから微調整したり、変更したりすることは可能なので、ハウスメーカーや工務店と相談しながら決めていきましょう。
外観デザインの検討する3つのポイントは?
外観デザインを検討していく上で大切な3つのポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
1.屋根の形にこだわる
家の外観デザインで最も重要ともいえるのが屋根の形です。
屋根の形で全体の見た目が大きく変わるので、しっかりと時間をかけて選びましょう。
最近はフラット屋根が主流になりつつありますが、切妻屋根や寄棟屋根も人気が高いです。
そして、片流れ屋根も採用率が高くなっています。
また、太陽光発電パネルを採用するかどうかも判断材料になるでしょう。
というのも、屋根の形状によって載せられる太陽光発電パネルの量が変わります。
たとえば、片流れ屋根の場合、屋根の面積が多いため太陽光発電パネルをたくさん載せることが可能です。
しかし、切妻屋根の場合は片流れ屋根や寄棟屋根よりも屋根面積が少なくなるため、太陽光発電パネルを載せられる量が減ってしまいます。
屋根の形状を検討するときは太陽光発電パネルをどれだけ載せたいかも併せて検討することをおすすめします。
2.窓にこだわる
窓の大きさや位置、数も外観デザインに大きく影響します。
最近は大開口デザインが流行っており、リビングスペースに大きな窓を取り付けることが多いです。
また、方角に合わせて窓の大きさや位置、数を調整するので、快適さとデザインのバランスを考えることがポイントといえるでしょう。
3.外構にこだわる
外観デザインは建物のデザインだけでなく外構デザインも重要な要素の一つです。
いくら建物の外観デザインにこだわっても、外構に手を付けていなければ全体的にまとまりがなくなってしまいます。
そのため、建物の外観デザインと合わせて外構にもこだわってみてはいかがでしょうか。
外観デザインの注意点は?
外観デザインを決めていく上でいくつかの注意点を覚えておかなければなりません。
まず、外観デザインをどのようにしていくかしっかりと整理しておきましょう。
しっかり整理する
かっこいいデザインでいくのか、かわいいデザインでいくのか、機能性重視でいくのか、太陽光発電パネルを重視したいのか、さまざまな検討材料があります。
そのため、実際に外観デザインを検討する前に、どのような方向性で進めていくのかを熟考しておきましょう。
そして、ご家族の中で何度も話し合い、整理しておくことが大切です。
パースを利用
そのほか、カラーサンプルだけでなく3Dパースを使って、仕上がりイメージを確認することがポイントといえるでしょう。
カラーサンプルだけだと、建物全体の仕上がりが想像しにくいかもしれません。
そのため、パースを使ってどのような仕上がりになるのかシミュレーションすることが大切です。
ハウスメーカーや工務店によっては、3Dパースを作ってくれるので、相談してみるとよいでしょう。
メンテナンスを考える
外観デザインにこだわりすぎて、メンテナンスを後回しにしてしまうケースも少なくありません。ただ、家に長く住み続けるにはメンテナンスは必要になります。そのため、メンテナンスコストがどれだけかかるのかを計算しながら外観デザインを検討していくことがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「外観デザインを検討する3つのポイント」をテーマに解説しました。
外観デザインにはさまざまな種類があり、たくさんの中から選ばなければならないので悩んでしまいますよね。
そのため、実際に外観デザインの計画を進めていく前にしっかりと整理することが大切です。かっこいいデザインに仕上げるのか、かわいいデザインに仕上げるのか、事前に外観デザインの方向性を決めておくと、スムーズに計画を進められるでしょう。
サラダホームでもさまざまなご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。