新築を計画していると「自由設計」というワードを聞く機会が多くあるかと思います。住宅業界でも当たり前の様に使われるワードですが、他にもフリープラン、注文住宅企画(規格)住宅、建売住宅など様々なタイプがあり、分かりづらいと思われる方も多くいらっしゃるかと思いますので、今回は解説していきたいと思います。
目次
自由設計とは?
今回のテーマである「自由設計」について解説します。その名の通り“自由”にプランを考えられ、自分たちに合った理想の間取りのお家を創り上げることが可能で、“フリープラン”とはほぼ同義で使われます。明確な基準は無いため会社によって違いはありますが、プラン以外の部分(仕様や設備など)に関しては住宅会社の指定があることが多い傾向にある様です。間取りや仕様が決まった企画住宅と、間取り、仕様を自由にできる注文住宅の間に入るような位置付けでセミオーダー住宅などと呼ばれる場合もあります。
SAKAIの家でもこの“自由設計”という呼び方でご提案をさせていただいていますが、弊社では「間取りが自由&決められた標準仕様があるが希望するものがあれば変更可能」とさせていただいているので、一般的な自由設計と完全なフルオーダー住宅の間の様な位置付けで、これを注文住宅としてご提案しています。
自由設計のメリットは?
ではここからは自由設計のメリットについてお伝えしていきます。ここでは先程お話した、弊社の基準で比較していきます。
自分たちの希望に沿った間取りにできる
やはりこの部分が自由設計で計画する上で一番大きなメリットになるのではないでしょうか。自分たちが暮らしていくに当たって現在や将来の生活スタイルを考慮したオンリーワンのお家は、一生に一度の大きな買い物にふさわしいものになります。家族構成や年齢、職業などによってもそれぞれ生活の仕方は変わってきますので、設計士と打ち合わせて創り上げられたプランは、打ち合わせ段階から実際に生活が始まってもイメージのギャップがあまり無い状態で暮らすことができます。
好みにあったデザイン、仕様ができる
間取りと同じくらい重要なコーディネート関係も、自由設計であればありのままに創ることができます。最近はインターネットやSNSで情報収集をされる方がほとんどで、気に入ったデザインがあればそのまま取り入れることも可能です。「モダンなテイストが良い」「北欧風のお家にしたい」といったこだわりがあれば、設計士やコーディネーターに相談すれば好みに沿った提案をしてくれるでしょう。
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土地を有効活用できる
建築地が、整備された整形地でない場合は意外と多いものです。親族の敷地に建てる場合や建築予定地が狭小地の場合、企画プランが当てはまらなかったりすることも。そういったパターンの際にも、自由設計であれば土地に合わせたプランニングが可能なので、デッドスペースを極力無くす設計が出来て、土地を有効活用できます。
自由設計のデメリットは?
反対に、自由設計のデメリットもあります。今回はいくつか抜粋してお伝えしたいと思います。
建築費が上がる
自由度が高いが故に、こだわればこだわる程、それに比例して価格が上がっていきます。一つ一つは小さな金額だとしても、積み重なって大きな追加費用になる可能性がありますので注意が必要です。
打ち合わせが長くなる
こちらも自由度が高いが故のデメリットになりますが、プラン集などからプランを選ぶのではなく0から間取りを考え、創り上げていく計画になりますので必然的に打ち合わせ回数が増え、期間も長くなります。さらに仕様も無数にある中からひとつひとつ決めていくので、具体的なこだわりやイメージが無い方はさらに時間がかかる可能性もあります。
完成するまで実物が見れない
オンリーワンの住宅を創り上げるということは、前例がないので完成するまでどういう家になるかの確認ができません。同じ広さのお部屋を別のお家で確認することはできるので、そういったお家を見て頭の中で想像しなければならないので、空間イメージが湧かない方にとっては大きなデメリットになります。
理想の家を建てるために
いくつかデメリットをお伝えさせていただき、自由設計って大変そうだな・・と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方のために、どうすれば理想のマイホームが手に入るのか?そのポイントをこれからお伝えいたします。
事前に情報収集をしてイメージを膨らませておく
前半でお伝えした様に最近はインターネットやSNSで情報収集をされている方が増えています。写真を集めておいて、設計士やコーディネーターとの打ち合わせ時に共有できる様にしておくと、自分たちの希望や要望を汲み取ってイメージに沿った提案をしてくれるでしょう。
情報収集におすすめのSNS【RoomClip】
期間を決めて打ち合わせを行う
自由設計は自分たちが納得いくまで時間をかけられるので、逆に「◯日までに全て決めてしまう!」と決めておく方が、その期間を家づくりに集中できて結果的により良いお家になります。担当者からそういった提案をしてくれる場合もありますが、提案がない場合はこちらから提案してみるのも良いでしょう。
本当に自由設計のお家が良いのかを見直してみる
打ち合わせを進めていると、企画プランや建売住宅でも自分たちの希望を満たせることに気づく場合もあります。予算やエリアに限りがある方は、一度立ち止まって視野を広げてみると案外簡単に進む道を見つけることができるかもしれません。そう感じた時は一度担当者に相談してみると良いでしょう。
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まとめ
今回は自由設計の定義とメリット・デメリットについてお伝えさせていただきました。ぜひ、お住まいづくりの参考にしていただけたら幸いです。さらに詳しい話を聞きたい方は無料でご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。(ご希望があればオンラインでのご相談も可能です)
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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