みなさま、こんにちは!!
大分の工務店 SAKAI株式会社 住宅事業設計部の田渕晃司(たぶちこうじ)です!!
今年も残すところあと少しとなって来ましたね。
寒さも厳しくなり、地域によっては雪が少し降っているところもあるみたいですね!
前回のブログでも書きましたが、感が的中し今年は雪が多そうなのでスノーボードがとても楽しみです!
それでは今回は、お家の配置や間取りの考え方についてお話していきます。
住宅を新築する際に多くの方が頭を悩ませるのが、間取りではないでしょうか?
まず、何から始めたらよいのか、どんな感じに配置したら良いのか、悩んでしまいますよね。
また、『住まいやすさ』には、『間取り』が大きく関わって来ます。失敗しない間取りを作る際にキーワードとなるのが『ゾーニング』という方法です!
では、『ゾーニング』って一体何のことなのでしょう?
ゾーニングとは、キッチン、居間、お風呂、脱衣所、寝室、子供部屋など各々の部屋をきっちり配置してプランを作成するのではなく、
住まいの空間を用途別(ブロック)にして、そのブロックを家のどこに配置するかを大まかに決める方法です。
このポイントをしっかりと考えることで『住まいやすさ』は生まれます。
ブロック訳としては、『パブリックゾーン』・『プライベートゾーン』・『サービスゾーン』・『移動ゾーン』があります。
・パブリックゾーン
パブリックゾーンはリビング・ダイニングのことをいいます。
パブリックゾーンは玄関から近く、それでいて外部からの視線は入りにくい場所がいいでしょう。
そして、日差しが長時間あたる場所がベストです。
・プライベートゾーン
プライベートゾーンは寝室や子供部屋、書斎などのことです。
プライベートゾーンは静かで落ち着きのある場所が理想です。
子ども部屋に関しては、親の目が行き届きやすい配置であれば安心ですが、子どもが大きくなった時のことを考えてプライバシーにも配慮する必要があります。
・サービスゾーン
サービスゾーンはキッチン、洗面台、浴室、トイレなどを指します。
動線を考えながら、家族みんなが便利な配置にしましょう。
トイレの場所は通常であれば寝室や子ども部屋に近い方が良いですが、来客者も一緒に使うトイレであればリビングやダイニングと近い方が便利でしょう。
・移動ゾーン
移動ゾーンとは、玄関ホール、階段、廊下のことをいいます。
玄関ホールにゆとりをもたせ、廊下を短くすると居住スペースが広がります。
また、土地が狭い場所の場合は、移動ゾーンをリビングやダイニングの一部にしてしまうというのも1つの方法です。
実際の家族の行動パターンを朝から晩までシミュレーションしてみると、ゾーニングの作業がしやすくなります。
この様に、詳しい間取りを作れないという方でも、ゾーニングであれば比較的簡単に配置を考えることができます。
ゾーニングで家のおおよそのイメージを描くことができれば、後は設計士と一緒に正確な間取りを考えて行けば理想のお家の完成です。
また、ゾーニングにはお家の中のゾーンニングと敷地全体の二つがあります。
家と敷地の両方を併せてゾーニングすれば、バランスのとれたお家の出来上がりをイメージすることができます。
設計士になったつもりでゾーニングをしてみれば、お家づくりがもっと楽しくなるでしょうし、近い将来出来上
がるお家への愛着がさらに増していくと思います。
住宅を新築する際はぜひゾーンングから理想のお家づくりをはじめてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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詳しい内容は、また伝えさせていただきますので、お楽しみに!!!