こんにちは、SALAD HOMEのデザイン部の荒木 宗誠(あらき しゅうせい)です。
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SAKAI株式会社 荒木 宗誠プロフィール
昨今は働き方の多様化により、共働きのご夫婦が増えてきました。
そのため、共働きご夫婦で家づくりを考えている方が非常に多い印象を受けます。
これを読んでいるあなたもその1人かもしれません。
しかしどうすれば共働きのご夫婦がが家づくりを成功させることができるのでしょうか。
その具体的なポイントを紹介します。
先に結論を言っておきますと、以下のようになります。
1・人の出入りを考える
2・家事をシェアできるようにする
3・仕事と家事の両立が上手くいく空間づくりをする
4・一番大切なのはリビング・ダイニング
5・子どもの力を伸ばす家にする
6・共働き仕様の収納にしよう
7・共働き生活がラクになる小さな工夫をしよう
8・住宅ローンの借り方を工夫しよう
ではそれぞれの内容について紹介していきましょう。
目次
人の出入りを考える
共働きご夫婦の特徴として、人の出入りが多いことが挙げられます。
ご夫婦の留守中、ご両親など住まわれている方以外の方が出入りしたりすることも多いのではないでしょうか?
お子様が少し大きくなってくると勝手に鍵を開け閉めしたりすることも珍しくありません。
お子様を放置しないための対策や、留守中の防犯対策、宅配便への対応なども、家を建てる際の課題となります。
お家づくりは人それぞれ、ライフスタイルよって変わってきます。
SALAD HOMEのホームページやYouTubeでは、実際に建てていただいたお客様の声も公開しております。ぜひ今後の参考に見てみてください。
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人の出入りに備えて取り入れたいポイント
1・「スマートキー」の採用
2・必要なものを見つけやすい収納プラン
3・留守の時間がわかりにくいようにする
4・スマートフォン対応の室内防犯カメラを設置する
5・戸建住宅用の宅配ボックスを設置する
家事をシェアできるようにする
共働きご夫婦にとって、仕事と家事の両立は大きな課題の一つです。
共働きご夫婦の家事は、ご夫婦それぞれの時間に合わせて分担するスタイルが主流です。
家事分担を成功させるためには、仕事の動線や部屋の使い方、収納などがポイントになります。
掃除、洗濯、料理など、どのようなスタイルで行いたいのかを明確にしておくことが、快適で住みやすい家づくりの第一歩です。
仕事と家事の両立が上手くいく空間づくりをする
ここでは、家事ごとのポイントを解説していきます。
洗濯
洗濯は様々な作業の連続です。
洗濯・乾燥・たたみ・収納の動線を無駄なく設定することで、作業の効率化が図れます。毎日の洗濯が楽になります。
キッチン
キッチンの使い勝手の良さのポイントは、収納スペースの深さです。深すぎると何が入っているのかすぐにわかりづらくなるので、ワンアクションで見える収納が理想です。
フリースペース
子どもの遊び場、おもちゃの収納、夫婦の洋服の収納など、フリーに使えるスペースは、働く夫婦の強い味方です。
働くご夫婦の強い味方です。
リビングやダイニングに隣接し、キッチンから見えるようにするのがポイントです。
一番大切なのはリビング・ダイニング
リビングダイニングは、朝は仕事や学校、遊びに行くために家族が集まり、夜になると家族が集まり、ゆっくりと食事をしたり、おしゃべりをしたりする場所です。
リビングダイニングは、共働き家族が一緒に過ごす時間を育む大切な空間です。
より良い空間にするためには、くつろぐための快適さと、快適に暮らすための機能性が必要です。
子どもの力を伸ばす家にする
自分のことは自分で考えられる賢い子どもをなってほしいですよね。
子どもの能力を伸ばす家づくりは以下のポイントを意識してみて下さい。
1・リビングに勉強コーナーをつくる
2・LDKやテラスを生活の中心にする
3・リビングに本棚を置く
共働き仕様の収納にしよう
忙しい共働き家庭にとって、手が届きやすく、返しやすい収納はとても重要です。
動線に沿って、手が届きやすい、置きやすい収納を作りましょう。ポイントは以下の通りです。
1・収納で重要なのは奥行き
2・必要以上に買い足さないように、物ごとに指定席を作る
3・見やすく出し入れしやすい収納にする
4・インテリアを決める前に収納を考える
5・とくにダイニングにはたっぷり収納が必要
共働き生活がラクになる小さな工夫をしよう
玄関は横にシューズクロークを作ってみてはどうでしょうか。
靴の他にも、ベビーカーやレインコートなど、外出時に使うものを収納する場所にもなります。
また、朝、働く家庭の脱衣所はとても混雑します。お子様が大きくなってくると戦争です…
対策としては通路が広く、二人が並んで立つことができる洗面台があるといいですね。
そして、コンセントの不足は住み始めてから感じることが多く、後から追加するのは大変です。
携帯電話や電動自転車、パソコンなどに使うコンセントの場所や数をある程度想定しておくことで、暮らしやすさが格段にアップします。
住宅ローンの借り方を工夫しよう
共働き家庭の場合、住宅ローンの借り方は様々な選択肢があります。
どの借り方も絶対的な正解は無いので、それぞれのメリット・デメリットを知っておく必要があります。
では具体的にどのような方法があるのでしょうか。以下のようになります。
1・どちらかが単独で住宅ローンを借りる
2・夫婦それぞれ住宅ローンを借りる(ペアローン)
3・夫婦の収入を合わせて住宅ローンを借りる(収入合算)
それぞれの借り方について説明していきますので、特徴を知って、自分に合った借り方を選択するようにしてください。
どちらかが単独で住宅ローンを借りる
夫婦のどちらか一方だけが住宅ローンを借りるパターンです。
住宅ローンの金額は、1人の収入に応じた金額になります。
2人で借り入れをする場合よりも、借入額の上限が低くなります。
しかし、自分の収入で返済できる金額だけを借りるので、ご夫婦で仕事を続けた方が家計に余裕が出ます。
ローンを組む際には、団体信用生命保険に加入するのが一般的です。
例えば、ローンを借りた夫が保険に加入中に死亡した場合、妻には残ローンの支払い義務はありません。
その後も妻は家を借り続けて賃貸収入を得たり、売却して利益を得ることができます。
夫婦それぞれ住宅ローンを借りる(ペアローン)
夫と妻がそれぞれ同じ金融機関から借り入れをするので、一人でローンを組むよりも借入額を増やせるというメリットがあります。
ただし、合計で2つの借入があることになるので、借入に関する費用が多くなります。
また、パートナーが死亡した場合、パートナーのローンは消滅し、残されたパートナーは自分のローンのみを返済することになります。
なお、ペア型の長期固定金利住宅ローン(フラット35)の場合、どちらかの組合員が死亡した場合、残された組合員のローンも消滅します。
夫婦の収入を合わせて住宅ローンを借りる(収入合算)
収入が合算されている場合は、夫婦の総収入をもとに金融機関が借入限度額を決定します。
夫の片方の収入だけでは希望額の借入が難しい場合に使うと良いでしょう。金融機関は夫婦の合算年収を審査してくれますので、より多くの金額を借りることができるというメリットがあります。ただし、単純に夫婦の合算年収だけでは判断できません。
主な収入に副収入を織り込んで、金融機関独自の規定に沿って審査を行い、借入額を決定するので、思い通りの結果にならないことも頭に入れておいてください。
住宅ローンについてはこちらの記事でも解説しています。
まとめ
今回は、共働き家庭が家づくりを成功させるためのコツについて紹介しました。改めてまとめますと以下のようになります。
1・人の出入りを考える
2・家事をシェアできるようにする
3・仕事と家事の両立が上手くいく空間づくりをする
4・一番大切なのはリビング・ダイニング
5・子どもの力を伸ばす家にする
6・共働き仕様の収納にしよう
7・共働き生活がラクになる小さな工夫をしよう
8・住宅ローンの借り方を工夫しよう
今回紹介したことをぜひ参考にしてみてください。
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