I様
2025/02/13 Release
限られた予算の中で、店舗を独立した空間として表現できるのか、注文住宅は難しいのではないかと不安があったというご夫婦。そこで、店舗と自宅の導線をしっかりと分け、一階に店舗、二階にリビングやキッチンなど暮らしの主な要素を集約することで、生活感を隠しながら仕事と日常を両立する間取りをご提案。「理容室のお客様からは、どこに住んでるの?と驚かれます。それだけ別の空間として認識されているってことですよね」と、当初の不安は払拭されたようです。
白で統一された空間に、床や家具、建具に取り入れた木の深いカラーが映える住まい。自宅の内装は奥様の意見をメインに、当社のインテリアコーディネーターと打ち合わせを重ねて、シンプルながらデザイン性の高い空間をつくりました。「壁紙のサンプルを何度も取り寄せていただいて...。おかげさまで、理想以上の仕上がりです」と笑顔の奥様。収納やコンセントの位置など、初めての家づくりではなかなか気づきにくい『暮らしを想定した提案』も評価してくださいました。
完全に別の入口を設けた店舗は、プロであるご主人の意見を最大限にいかし、設計の専門家とともにアドバイス。SAKAIとしても大変勉強になるおうちづくりの事例となりました。
「ここに家を建てたのは、祖母の思いを実現したかったからなんです」と教えてくださったご夫婦。理容室兼住宅があるここは、祖母の住まいがあった場所。生前から「ここでお店をやってほしい」と話していたそうで、その思いを実現するための家づくりでもありました。当初は店舗と住居を別にしようと考えていたそうですが、隣接する土地も取得でき店舗として充分な広さの駐車場を確保できることから、店舗兼住宅の建築を決意されました。展示場や見学会に足を運び、多くの住宅メーカーや工務店の家づくりを体感。「どの家も素敵なんですが、展示場規模だと現実的ではないことも多くて…」となかなか決断できずにいた中、県産木材をふんだんに使用したSAKAIのモデルハウスに出会い、デザインや性能に納得。「一番の理由は、営業さんの対応ですね」と、担当者の人柄も大切な住まいづくりを任せるうえで重要視したそうです。施工途中も現場へ足を運び、「見えない部分まで丁寧な仕事をしていることがわかって安心できました」と、笑顔で暮らせる住まいを実現しました。